院長ブログ

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2021.08.19更新

nou     sinngou

 

 「もうそろそろ限界です」と脳や体から、信号が送られてくることがあります。自分の中から発せられる危険サインに気づいていますか?

たいていの人は気づいているはずですが、必ずしも「これは危険サインなのだ」と自覚を持っているわけではないようです。よくある例を挙げておきましょう。

 

「立ったり座ったりするたびに、どっこいしょ、と口にしてしまう」

「こんなことして何になるのかなと、虚しくなるようなことばかり考えている」

「それまでスムーズにいっていた仕事が、急にむずかしく感じられるようになった」

「ケアレスミスが増えた」

「人が話しかけてくると鬱陶しい」

「電話に出たくない」

「メールの返事をするのがおっくう」

「些細なことでイライラする」

 

こんな脳と身体の警告を無視して続行していくと、どうなるか。

とりあえず「不眠」です。それから、

「朝だるい」

鬱の典型で「食欲が落ちる」(逆にドカ喰いする人もいる)

「ふつうなら楽しいことが楽しくなくなる」

「不眠、早朝覚醒」(疲れているのだからゆっくり休みたいのに、2〜3時間で目覚めてしまう)

「寝つけない」(不眠と早朝覚醒の症状がさらに進んだ状態)

「暗い気持ち」

「お酒やタバコの量が増える」(女性は、甘いものを食べたくなるという人が多い)

というような事態に至ってしまうのです。

 

残業残業の毎日が続いていると、だんだん「何日寝なくても平気!」みたいな妙にハイテンションになりますよね。ドーパミンとアドレナリンが分泌されて戦いモード全開。エンジンがフル稼働している状態です。これは短期的には問題ないのですが、この交感神経興奮を長期に続けてしまうと、まもなく限界に達するようになります。上記の症状はいずれも、限界に達している危険信号のサインです。

 

院長 高橋龍太郎著書『仕事も人間関係も「いっぱいいっぱい」にならない方法』より抜粋

 

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高橋院長のひと言

自律神経のサインを早く感じとり、オンオフの切り替えを素早くできるようにすることが、ストレスをうまくかわすコツです。 

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タカハシクリニック 院長 高橋龍太郎

投稿者: 医療法人社団こころの会 タカハシクリニック

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