酒、炭酸飲料、甘いもので、交感神経をゆるませる
適度な飲酒は効果的です。もちろん、アルコール依存症の人でなければ、ですよ。
ビール、ワイン、日本酒などの醸造酒は、アルコール度数が低いので、飲みやすく、食事とともに楽しむことができますね。1日グラス1、2杯なら、健康にもよいとされています。
ウイスキー、ジン、ウォッカといった蒸留酒は、アルコール度数が高いので、飲みすぎに注意してください。お酒に強い人であっても、連日飲み続けていると、肝臓その他の内臓器官に負担がかかります。
お酒が苦手な人は、ノンアルコールの炭酸飲料をぐびっと一気飲みすると、とても効果があります。
神経が興奮しているときに炭酸の刺激が加わると、消化器系の働きが活発になる影響で、副交感神経が優位になります。それに伴い、交感神経はゆるんでだらっとしてきますので、緊張が消えてなくなるのです。
チョコレート、キャンディ、アイスクリームなど、甘いものを口にするのも胃から吸収された糖分が脳に行き、栄養になって、新たなエネルギーが生まれます。そして、筋肉系に集中していた血流が消化器系に流れ出します。すると交感神経もゆるんでリラックスし、ふわっと力が抜けて気持ちはものすごく楽になります。
高橋院長著書『仕事も人間関係も「いっぱいいっぱい」にならない方法』より、交感神経をゆるませるアドバイスをお送り致します。