パソコンを使う人ほどランチタイムに10〜15分の昼寝を
年齢を重ねるにつれ、もっと眠っていたいのに眠れない、目が覚めてしまうということが起こるようになります。
それは、老化現象のひとつで、脳がきちんと睡眠リズムを刻むことができなくなるからなんですよね。
けれども、心配には及びません。年をとれば誰でもそうなるものですし、体が必要としているだけの睡眠はきちんととれているはずです。年をとると日中の活動量が減り、睡眠をそれほど必要としなくなるからです。また、夜の睡眠時間が短くても、昼寝で補っていることが多いのです。
若い人たちも、「最近、睡眠不足だな」と感じるときには、ランチタイムに10〜15分、昼寝をするといいですね。頭がすっきりして、午後の仕事が捗ります。
特にパソコンなどIT機器を使って仕事をしている人は、画面のブルーライトが脳の覚醒系に作用し、脳が過剰に興奮しているため、睡眠の質が悪くなっていると思われますので、仕事の合間をみて、オフィスで昼寝するといいですね。
眠らなくても、目を閉じてじっとしているだけで、だいぶ休まります。心に余裕が生まれ、限られた時間の中でも、多くのことをこなせるようになるはずです。
高橋院長著書『仕事も人間関係も「いっぱいいっぱい」にならない方法』より、昼寝タイムのアドバイスをお送り致します。